映画情報
原題 Bohemian Rhapsody
制作 イギリス アメリカ合衆国
上映時間 134分
公開
イギリス 2028年10月24日
アメリカ合衆国 2018年11月2日
日本 2018年11月9日
配給 20世紀フォックス
監督 ブライアン・シンガー
脚本 アンソニー・マクカーテン
音楽 ジョン・オットマン
キャスト
ラミ・マレック ルーシー・ボイントン グウィリム・リー ベン・ハーディ
ジョセフ・マッゼロ イダン・ギレン アレン・リーチ トム・ホランダー
マイク・マイヤーズ アーロン・マカスカー マックス・ベネット
あらすじ
イギリスのロックバンド、クィーンのボーカル フレディ・マーキュリーの伝記です。クィーン結成から45歳で天命を迎えるまでの半生をえがいています。フレディが目覚め超満員のコンサート会場へ向かうシーンからはじまります。このコンサートは1985年7月13日に開催されたアフリカ難民救済を目的のチャリティコンサート「ライブ・エイド」です。
場面は時がさかのぼり1970年のロンドンで空港で働く一人のペルシャ系インド人の青年ファルーク・バルサラが登場します。彼が若き日のフレディ・マーキュリーです。彼は自らの名前を「フレディ」と名乗っていました。
ある夜ライブ会場で観たバンド「スマイル」が気に入りメンバーに会うために捜している途中、一人の女性に声をかけます。彼女は後に再会し恋に落ちる「メアリー・オースティン」です。そのバンドの「ブライアン・メイ」「ロジャー・テイラー」に出会う事が出来て声をかけ曲が書ける事をアピールしメモを渡します。ヴォーカルが脱退したという二人に「俺は」とアピールし歌ってみせます。二人に認められ、メンバーに加わりました。「ジョン・ディーコン」が新たに加わりバンドの名前も「クィーン」に改名します。
アルバムを自主制作し、その斬新な手法が目に留まり「EMI」の有名な音楽マネージャー「ジョン・リード」がスカウトします。「ポール・プレンター」が担当マネージャーになりクィーンは本格的に活動の場をひろげていきます。フレディは苗字も「マーキュリー」に改名しました。多忙な日々の中、フレディは恋人メアリーにプロポーズしました。
ヒットした「キラー・クィーン」の次のアルバム「オペラ座の夜」の中に収録された「ボヘミアン・ラプゾディ」は曲の長さが6分もありラジオ出かけてもらえないという理由で、EMIの重役「レイ・フォスター」はシングルカットにするのを反対しますが、フレディは知人のDJに頼み放送されて話題を作り、シングルカット化します。一方フレディはバイセクシャルだと自ら気づき、メアリーにも告白します。二人は距離をおきながらも関係を維持することにしました。
そんな中バイセクシャルな関係の「ジム・ハットン」と知り合い恋をしますが、再会を約束してジムは去っていきました。マネージャー「ポール」の介入によりソロ活動を始めたフレディ。そのことによりクィーンは仲間割れします。ジム・ビーチがチャリティコンサート「ライブ・エイド」の話しをポールに伝えますが、フレディには伝えませんでした。そこへメアリーがあらわれて妊娠の事実を告げます。メアリーとの会話で目が覚めたフレディはポールを解雇し、「ライブ・エイド」への参加を決めます。
体長不良を感じていたフレディは検査で「エイズ」に感染している事実を知ります。メンバーと和解し、自らのエイズ感染を告白したフレディ。4人は「ライブ・エイド」への準備をはじめます。ジム・ハットンと再会しライブ・エイド当日、家族へ友人として紹介し、家族も受け入れます。役20分のライブ・エイドのステージは大成功しました。
フレディ・マーキュリー 1991年11月24日に死去 享年45歳
感想
クィーンの名曲が28曲も全編にわたって流れクィーンのファンにはたまらない映画です。またクィーンを知らない方が観ても音楽性に惹かれファンになる方が多いのではないかと思います。登場する訳者はみな実際の人物にとても似ていて感心しました。
フレディ・マーキュリーはバイセクシャルですが、最後は家族もその世界にいるフレディを認めており、また奥さんのメアリーとも最後までその関係を持続でき、若くしてエイズに倒れましたが、ライブエイドの成功の興奮と同様のすがすがしさをフレディの生涯から感じました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。