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虹色のブログ

「パラサイト 半地下の家族」あらすじ&ネタバレ感想

 

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出典:Amazon

監督
 ポン・ジュノ
制作国
 韓国
制作年 2019年
キャスト
 ソン・ガンホ イ・ソンギュン チョ・ヨジュン チェ・ウシク パク・ゾダム

あらすじ

韓国のある下町にキム一家が4人で暮らしていました。

両親と息子と娘、この息子と娘は大きく大学生か働いている年齢です。
しかし4人とも失業中でピザやの箱を組み立てる内職で生計を立てていました。

住まいといえば、古いアパートの半地下部分で窓の下端と道路が同じ高さです。

そんなある日息子ギウの友人名門大学に通うミニョクがやってきて
富をもたらすと言い伝えのある岩「山水景石」をキム一家に渡します。

ギウとミニョクは飲み屋に行き、ミニョクが留学する間、大富豪のパク家で娘の英語の家庭教師を代わりにやらないかと持ちかけます。
浪人のギウは最初浪人で資格がないと断りますが、報酬にひかれ、ひきうけました。

妹のギジョンに偽の名門大学の入学証書を作らせ、高級住宅地にあるパク家に正式に迎えられました。

高校生の娘ダへの11歳の弟ダソンの絵の家庭教師を探している事を聞いたギウは美術大学を目指している妹ギジョンをアメリカで美術を学んだ芸術療法士として紹介します。
ヨンギョ夫人はあっさり信用し成り済ますことに成功します。

夜パク家の主人ドンイクが帰宅し運転手にギジョンを家まで送るように命じます。

ギジョンは正体がばれる事を懸念し、駅まででいいと伝え履いていたパンティを後部座席に隠していきました。

次の日パンティを発見したドンイクは運転手がカーセックスに車を使ったと思い込み、運転手を首にしました。

ギジョンは父ギテクを運転手として紹介します。

父ギテクも正式に運転手として採用されました。

パク家にはパク家がこの家に住む以前の家主の頃から働いている家政婦のムンンヴァンがいます。ギテクはムンヴァンが極度の桃の毛アレルギーであることを知り,桃の毛をムンヴァンに吸わせ咳き込ませヨンギョ夫人にムンヴァンは結核だと吹き込み解雇させるました。

母チュンスクを高級人材派遣会社の家政婦として紹介します。

これでキム一家全員、他人と偽りパク家で就職することに成功します。

ダソンの誕生日がやってきて、パク家は家をチュンスクにまかせてキャンプに出発しました。

キム一家は4人集まりまるで我が家のようにふるまいます。

そこへ豪雨の中、インターフォンが鳴りました。

カメラには解雇された家政婦のムンヴァンです。

地下に忘れ物をしたので入れてほしいと言います。
ムンヴァンはキム一家が気が付かなかった隠し扉を開きました。

そして一気に下っていきます。
驚いたチュンスクもついていきました。

地下室は思いのほか広くそこに、ムンヴァンの夫グンセがいました。

パク一家はこの地下室の事を知らないまま暮らしていたのでした。
ダソンは夜中にグンセの姿を見て幽霊と見間違えたことがあります。

パク一家がやってくる以前から住んでいるムンヴァンは借金を抱えた夫を隠れて住まわせていたのでした。
ムンヴァンはパク一家に内緒で夫をこのまま住まわせてくれるようにチュンスクに頼みます。

それを盗み聞きしていた後の3人が階段からこけて落ちてきて、あわてた会話から4人が家族であることに気づいたムンヴァンは立場を逆転させ、今度はこれをばらすと脅し始めました。

キム一家はムンヴァンとグンセの手足を縛り拘束しました。

そこへヨンギョ夫人から電話が入り大雨でキャンプが中止になったので今から帰ると言います。

大慌てで部屋を片付け、チュンスクは電話で頼まれたジャージャー麺を作り、後の3人は身を隠しました。

グンセは地下室にある証明スイッチを頭で打ちつけモールス信号で助けを呼びましたが、ダソン以外は気づきません。

ギテクが身を隠しているとドンイクが自分の匂いが運転中も臭いと言っているのを耳にします。
それは半地下に住むものの匂いでした。
この匂いはダソンにも4人全員同じ匂いがすることを以前気づかれていました、、、

深夜パク夫妻が寝静まったのを確認するとチュンソク以外の3人はパク家を脱出しました。

3人がアパートに戻ると大雨で半地下の部屋は冠水していました。
3人は近くの避難所で夜を明かしました。

翌日パク一家は自宅の庭でダソンのパーティを開く事にします。
ギテク、ギウ、ギジョンも招待されました。

ヨンギョは買いものに出かけます。高台にあるパク家は大雨の被害を受けていません。「大雨のおかげで最高の天気になった」と言います。

ギテクの大衆に顔をしかめるのをギテクは気づきました。

ギウは山水景石を持ち、グンセとムンヴァンの様子を見にいきますが、待ち構えていたグンセに捕まりそうになり、逃げますが落とした山水景石で頭をなぐられます。
ムンヴァンは昨日チュンスクから階段を落とされた際に死亡していました。

グンセは地下室から抜け出るとキッチンから包丁を持ち出し庭のパーティ会場にあらわれます。

ギジョンの方に近づき包丁を刺しました。
後ろにいたダソンは以前みた幽霊だと思い失神しました。ギテクはギジョンを助けようとしているとドンイクがダソンを病院に連れて行くから車のキーを出せと言われ慌てて車のキーを投げました。

チュンスクとグンセはもみ合いになりバーベキューの串をチュンスクが刺殺しました。その前に投げられたキーをドンイクが拾おうとするとグンセの体臭に後ずさりしました。
それを見たギテクは思わずドンイクを刺してしまいます。

数週間後ギウは昏睡状態から目覚め、チュンスクと共に文書偽造と住居侵入の罪で執行猶予付きの判決を受けます。
ギジョンは死亡していました。

ギテクは行方不明になっています。

警察がしばらくはギウを見張っていましたが、見張りが亡くなった頃、山からかつての豪邸を見下ろしていると明りが点滅しています。それがモールス信号であると気づき解読すると父ギテクからの手紙でした。

ギテクはあの事件後逃亡せずに地下室にひそんでいたのでした。

豪邸にはあの事件の事は知らない外国人が住んでいるそうです。

ギウはいつの日か金を貯め豪邸を買い取る決意をするのでした。

感想

この映画の冒頭に登場する半地下の家が物語を象徴しているように感じました。

大雨で半地下の家は冠水しますが、高台にある豪邸は平気です。

地下から窓だけ下界の道路とつながっていて、そこから社会を覗いているシーンは格差社会を象徴しているように見えます。

またパク家に入りこんだ4人は各分野で才能を覗かせます。
英語や美術の家庭教師、家政婦、高級車の運転手、やろうと思えば、才能があるのに働く場がなく4人で内職をするしかない社会というのはどういうものでしょうか、、、

パク家の人は疑う事を知らず純粋でキム家にだまされてしまいますが、結局貧困層の立場をわからず自分達の事しか考えていません。まあ仕方のない事なのかも知れませんが、現在の社会情勢を露骨に表しているような気がします。

最後までご覧いただき ありがとうございました。