
出典:amazon
目次
情報
やめてみた。
本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・生き方
・著者 わたなべぽん
・発行者 見城徹
・発行所 株式会社幻冬舎
あらすじ
生活の中の「必要ないものや、考えぐせ」などを思い切ってやめてみようという内容の本です。
第一章 家のなかから、やめてみた
炊飯器、TV,そうじ機、ごみ箱をメインがメインの章で今まで当たり前に使っていた道具が本当に必要なのかと疑問に感じ使うのをやめて他の物でおぎなったりすることで、今までよりも快適になったというないようです。
第二章 身の回りのものでやめてみた
メイク、服、コンビニ、スマートフォンがメインの章で、第一章の道具そのものを使うのをやめるのとは違い,そのものとの関わりかたを替えてみようという内容です。
第三章 心の中も、やめてみた
第一章、第二章とは違い、考え方を変え必要ない余分な考え方をやめようという内容です。
友達付き合いに関する人間関係、感謝のことばを「すいません」から「ありがとう」へ変えるはなし、自分は充実した生活をおくっていないので「充実させなきゃ」と思ってしまう考えをやめてみると、今のままでも十分に充実していたというないようです。
感想
この本のは最近良く耳にする「ミニマリスト」に近いものを感じます。
ミニマリストとは必要最小限の物だけで暮らす人のことで、必要最小限まで装飾的趣向を省略するスタイル、「ミニマリズム」を実践している人の事です。ミニマリストとは違うのは、不必要なものを省略するだけでなく、それに代わるものをとりいれていく考えなので、ミニマリストとは違うのかもしれません。
また、必要のないものを思い切って処分する「段捨離」と「ミニマリスト」とはつながりがありますが、やはり必要ないものを処分するだけでなく、それに代わる新しいものを取り入れようという考えなので、「断捨離」とは違うようです。
そういう意味ではこの本で提案されている考え方は新しい考え方といえそうです。
たしかに昔から当たり前のように使っていたもの、当たり前のような思い込みを違う視点からとらえてやめてみようとは、なかなか思いつかないものです。 この本を読むことで今までの常識がくつがえされ、目から鱗が落ちたような気持ちになりました。
この本に書かれている内容は著者の生活のなかで、「やめてみた」ものが書かれていますが、読む人それぞれの生活のなかで、やめてみる必要があるものがそれぞれ違うのではないでしょうか。
最後までご覧いただき ありがとうございます。