
日本公開
1995年6月3日
製作国
アメリカ
原題
The Shawshank Redemption
原作
スティーブンキング
「刑務所のリタ・ヘイワード」
監督
フランク・ダラボン
制作
ニキ・マービン
制作総指揮
リズ・グロッツァー
キャスト
アンディー(アンドリュー・デュフレーン)
-ティム・ロビンス
レッド(エリス・ボイド)
-モーガン・フリーマン
ヘイウッド
-ウィリアム・サドラー
ウォーデン・サミュエル・ノートン
-ボブ・ガントン
ブルックス・ヘイトン
-ジェームズ・ホイットモア
バイロン・ハドリー
-クランシー・ブラウン
トミー・ウィリアムズ
-ギル・ベローズ
ボッグス・ダイアモンド
-マーク・ロルストン
あらすじ
1947年のある夜、思いつめた顔で銃を膝の上に置きウィスキーボトルをラッパ飲みした。彼は若くして銀行頭取を務めるアンディー(アンドリュー・デュフレーン)です。妻が愛人の家に行き不倫している事を知り彼の家の前に来てしまいました。結局銃は捨てたのですが、翌朝二人は何者かに射殺されてしまいます。アンディは終身刑の判決を受けショーシャンク刑務所での長い戦いが始まります。ここはノートン所長とハドリー主任刑務官を中心に悪質な腐敗した刑務所だったのです。長年服役しているレッド(エリス・ボイド)は所内で調達屋として囚人に色々な物品を届けています。アンディはレッドと仲良くなりロックハンマーを頼みます。鉱物マニアで岩を砕き鉱物を収集する為といいます。1949年、ハドリーの遺産相続問題を知り仲間達へのビールの提供と引き換えに解決策を提案し、見事な手腕で一目置かれます。その後男色の趣味のあるボッグスの一味から襲われボッグスはハドリーに痛めつけられ、車いす生活に。アンディは全治1か月の治療を終え房に戻ると女優リタ・ヘイワースのポスターがレッドから退院祝いとして置かれていました。以前アンディが冗談でリタ・ヘイワースを調達してほしいと頼んだからです。アンディは図書係に配属されその傍らでノートン所長達の個人的な税務処理や資産運用を行わされます。そして所長はピンハネや土建業者達からの賄賂を受け取り始めアンディは「ランドール・スティーブンス」という架空の人物を作り多額な不正蓄財を隠蔽していました。ある日アンディはレッドにメキシコの太平洋に面した町ジワタネホでホテルを開き古いボートを修理して客を乗せて釣りに出るのが夢だと語ります。太平洋の別名は記憶のない海、記憶のない場所に住みたいと。1966年のある日、アンデイはレッドにバクストンの牧草地へ行けと言います。妻に求婚したカシの木の下の黒曜石の下から何かを掘り出すように指示します。レッドはアンディの様子がおかしいと心配です。次の日の朝点呼の際アンディは消えていました。脱獄に成功したのです。リタ・ヘイワードのポスターは年月を重ね、マリリン・モンローから現在はラクエル・ウェルチへ変わっています。ポスターをめくるとそこには壁に人ひとりが通れる穴が。ロックハンマーで長年かけて開けていたのです。その夜は嵐、壁を通り抜けたアンディは雷鳴に合わせて排水の土管を叩き穴を開け460メートルも下水の中を這って行き川へたどりついたのでした。まるで祝福するように雨がアンディを洗い流します。アンディは自ら作り出した架空のランドール・スティーブンスへなりすまし所長の不正蓄財を全て引き出すと所長の部屋から前日持ち出していた証拠書類を新聞社へ送りハドリーは逮捕され、所長は銃で自殺した。間もなくレッドは服役40年目にして仮釈放されるが外の世界に順応できず、アンディの最後のメッセージを思い出し、カシの木の下へ。そこで一通の手紙と交通費らしき紙幣を見つける。「レッドへ 仮釈放おめでとう ついでに私の所へ来てくれ 町の名を覚えているか (ジワタネホとレッドがつぶやく) 仕事を手伝ってほしい チェス盤もよういした レッド 希望はすばらしい 何にも替えがたい 希望は永遠の命だ これを読む君が元気だといいが アンディより」ジワタネホの砂浜で古いボートを磨いているアンディに笑顔で近づき二人は再開を喜び抱擁したのでした。
アレン・グリーンを偲んで
ネタバレ感想
映画の前半は観ていて絶望の中に束の間の心のやすらぎを感じてほっとしたり、いやな世界の場面が続いていきますが、後半アンディが脱獄に成功した所から急に観ている側もテンションが上がる感じです。最後の青い海と空、白い砂浜のシーンでは気分が爽快になりました。
特に良かったのは雷鳴に合わせてアンディが土管を破るシーンです。まるで今までのいやな思い出を破壊している様にも見えました。その後下水の中を時間をかけてやっと川に抜け出たシーンは刑務所内からの解放をイメージしました。
この映画を観て思うのは希望を忘れてはならない、希望がないとせっかくの自由もただの空虚で意味の無いものになるし、希望があれば多少の事も耐えられるという事を強く感じました。
まとめ
映画の最後に「アレン・グリーンを偲んで」と表示されますが、監督フランク・ダラボンの親友で映画の製作途中になくなったとの事です。ショーシャンクの空にの芸能事務所担当者をされていました。
この映画はスティーブン・キング原作の「ゴールデンボーイ 恐怖の四季 春夏編」という短編集に含まれていた「刑務所のリタ・ヘイワース」がモデルです。
第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされましたが、受賞にはいたりませんでした。
それではこの辺で
最後までご覧いただき ありがとうございます。