広末涼子容疑者（44）に対し、静岡県警は自宅を家宅捜査

広末涼子容疑者（44）に対し、静岡県警は危険運転致傷の疑いで、東京都内のご自宅を家宅捜索いたしました。

静岡県警は10日午前10時前、広末涼子容疑者（44）に対し、危険運転致傷の疑いで、東京都内のご自宅に家宅捜索を実施いたしました。
捜査関係者によりますと、今回の家宅捜索は、広末容疑者が関与した追突事故に関連して行われたものとされています。
午前11時半ごろには、捜査員がご自宅から押収品を運び出す様子も確認されています。

事故直後の映像では、車両のそばにしゃがみ込む人物の姿が確認されています。

広末容疑者は、8日未明に静岡県島田市の病院において、女性看護師の足を蹴る、腕を引っかくなどして負傷させたとして、現行犯逮捕されました。その後、9日午後に送検。

また、広末容疑者は7日夕方、新東名高速道路上り線・粟ヶ岳トンネル（掛川市）付近にて、大型トレーラーへの追突事故を起こしており、今回の事件はその後、治療を受ける過程で発生したことが判明しました。
警察による取り調べにおいては、当初、指示に従わず暴れる様子が見られたとのことですが、捜査関係者によりますと、留置場内では比較的落ち着いた様子で過ごしていたことを確認。

今後は、送検後の取り調べや家宅捜索の結果を踏まえ、検察が勾留請求を行い身柄の拘束を継続するのか、あるいは釈放の上、在宅での捜査に切り替えるかが焦点となっています。

なお、本件を受けて、広末容疑者が代表取締役を務める「株式会社R.H」は、8日に公式ウェブサイト上でコメントを発表いたしました。
声明では「このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました」「4月8日、静岡県内において本人が運転していた車両による交通事故が発生し、搬送先の病院にて一時的にパニック状態となった結果、医療関係者の方にけがを負わせてしまいました」と説明したうえで、「被害に遭われた方をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。

広末容疑者は、当面の間、すべての芸能活動を自粛する意向を示しています。